ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)



ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)

商品カテゴリ:幼児教育,知育,赤ちゃん育て方
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ガス燈時代のRPG

「ナルニア国ものがたりをまだ読んでいない人は幸せ。なぜなら、これから読む楽しみが残されているから」という意味の言葉をどこかで読んで、実は10年くらい前から全巻揃えてあったのに、ようやく読む気になったのは最近のこと。今まで手にとらなかった理由はたぶん、この秀れた叙事詩が日本で単に「知る人ぞ知る」名作に甘んじている、私が考えるもっとも大きな理由と同じであろう。

つまり、本の題名が刺激的ではないのである。今どき「ライオン」や「つのぶえ」「馬と少年」などに心躍らせるほど純粋な少年少女が、この国の一体どこに居るのか?「魔女」「魔術師」は使いようによっては魅力もあるが、前者は美少女、後者はイケメンであることが前提。いっそ7冊とも「ナルニア国ものがたり」を前面に出して統一した方が、斯様に贅沢に、享楽的になってしまった日本で本を売り上げるには有利であろう。映画がいまひとつ評判にならなかったように思えるのも、やはり題名に因るところが大きいのではないか。もちろんこんな世知辛い事情を諾々と受容してよいとは思わないけれど。

この作品の本質は、健全・平易・巧緻な筋書きで編まれた、テレビゲームもDVDもなかった時代のRPGに他ならない。キリスト教的世界観で覆われた、善行や良心を愛する作品でありながら、「正義のための戦争」が肯定・美化されているのは非常に西洋的な矛盾であると思うが、ファンタジーとして違和感をもたらすほどでなく、私は本書を読んで楽しかった。1編ずつが完結した作品であるから、長編を読むのに慣れていない若い人にも楽に読めるはずだ。刹那的な刺激ではなく、穏やかな読書の楽しみを見出すには格好の作品と思う。素朴な日本語訳もこの作品にふさわしく、「現代風」ではないが、十分にすばらしい。

時代を超えて

初めて読んだのは子供の頃。物語の面白さにただひたすらわくわくしたのを覚えてる。その後少し大きくなって「ナルニア」シリーズがキリスト教の内容だとわかり、一気に冷めた時期があった。だが、大人になって読み返すと、子供の頃には気付かなかった魅力にも気付くようになる。実はなんと深刻な内容であったことか!それを作者はなんと美しく表現していることか!石舞台におけるアスランの章はいうまでもなく、白い魔女の残酷さ、それに直に接するエドマンドの変化のくだりがよい一例だ。
作者のC.S.ルイスは「自分の読みたいと思う物語を書いたら、子供向けの物語になった」と言っている。大人を魅了する物語だからこそ、今も世界中の子供たちが愛読しているのだ。
永遠に読み継がれていってほしい本。
何度も読み返した

何度も読み返した作品です。
確かに子供心にも、
ちょっとキリスト教くさくて教訓くさいな、とか
魔女があんまりにも悪役になっててかわいそうになってみたりもしたような気がしますが
最近の、「十分に配慮された子供向け」作品ばかりでなく
現代とは異なる時代背景において書かれた作品に触れるのも悪いことじゃないと思う。

というか単純に楽しむために子供に読んでほしい。

とかいって実家においてあるこのシリーズには長年目を通していません。
すごくボリュームのある長編シリーズだと思っていた本が、
今ぱらぱらめくると軽い子供の読み物で、
大人の目でみてナルニア世界が小さくなってしまうと嫌だなーと思って。
映画はちょっと見てみたい。
部屋の箪笥の奥を覗きたくなる。

小学六年生のときに出席したクリスマス会で
「ライオンと魔女」のアニメ映画を見た。

ルーシーがたんすの道を通ってナルニアに行く姿にわくわくし、
エドマンドが魔女にもらったプリンを見て、唾がこみ上げてきた。
私は一瞬のうちにナルニアの虜となった。

その後、教会学校の先生からあの映画には原作があることを
教えてもらい、むさぼるように読みふけった。

愉快なオトモダチ、タムナスさんの涙も
偉大な偉大なアスランの鬣もまるで本当に見たかのように
心に思い浮かべることができた。

ナルニアは今も私にとって「どこかにあるに違いない国」である。
布団にもぐりこんで読むべき本

教育ママが何と言おうと、読んでおいて損はない。
映画も面白かったけど、子供の頃にこの本を読んで感じた衝動は
映画の面白さとは全く異質のものでした。

ナルニア国物語の最もすごいところは、
「タンスの中から別世界に行く」という設定にあると思います。
この設定が、「布団の中で本を読んでいる自分」とかぶる。
(従って、布団にもぐりこんで読むのがこの本の正しい読み方だと思います。)
世界の外枠(=布団の中の空間)が広がってしまうような感覚。
これは本を読むことでしか味わえない体験だと思います。

なお、文体について。
思いやりと誠実さに充ちた、無難な文体だと思います。個人的には好きです。
また、句読点を多くつけることは、国語力の向上にはむしろプラスになるでしょう。
なぜなら、文節ごとに点で区切ることで、文構造を把握しやすくなるからです。
主語、述語、補語。と言う風に。



岩波書店
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朝びらき丸東の海へ ナルニア国ものがたり (3)
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